【2024年】東京駅の新幹線ホーム喫煙所7か所と駅構内の喫煙所を紹介

喫煙者が電車で移動する際に気になることといえば「駅の中やそばで喫煙できる場所はどこか」ということでしょう。喫煙所の場所をあらかじめ把握しておけば、たばこを吸うために歩き回って、時間をロスすることもありません。東京駅の場合、新幹線ホームと構内に計13か所の喫煙所があります。

東京駅の新幹線ホーム(改札内)にある喫煙所は7か所

これまで東海道・山陽・九州の各新幹線車内に設置されていた喫煙スペースは2024年3月16日をもって撤廃されました。東京駅の在来線ホームやコンコースは全面禁煙で、たばこを吸うことはできません。東京駅でたばこを吸いたい場合には、新幹線ホーム上に設置された喫煙所か、駅構内の喫煙所を利用する必要があります。


14・15番ホーム(東海道・山陽新幹線)

14・15番ホームには進行方向後ろ寄り、11号車の乗車位置(以下、乗車位置は割愛)の近くに喫煙所があります。時間帯にもよりますが、比較的空いており、ドアのすぐそばには飲み物を買える自動販売機やお弁当などを買える売店があって便利です。

この喫煙所は2か所のドアがあり、入口専用と出口専用とに分かれています。内部には6台の自動消化灰皿が壁に沿って配置されており、利用者は一般的に外を向く形でたばこを吸います。内部には、ゴミや吸い殻の処理に関する注意書きが掲示されています。書かれている内容をよく読み、マナーを守って喫煙を楽しんでください。


16・17番ホーム(東海道・山陽新幹線)

16・17番ホームには、進行方向最後部の16号車付近に喫煙所があります。ホームの端寄りに位置しているため、乗車する号車や上がってきた階段によってはかなり歩かなければなりません。

内部には自動消化タイプの灰皿が6台設置されています。ここも、灰皿が壁に沿って配置されています。出入口は左右に2か所ありますが、入口・出口の指定はありません。近くには自動販売機があるほか、お弁当や飲み物、お土産などを買える売店があります。


18・19番ホーム(東海道・山陽新幹線)

18・19番ホームにも、16・17番ホームと同様に16号車付近に喫煙所があります。16・17番ホームと同じく自動消化灰皿が6台、壁に沿って設置されています。出入口は左右に2か所あり、16・17番ホームの喫煙所と同じく入口・出口の指定はありません。近くには自動販売機と売店があり、喫煙前後の買い物に便利です。

20・21番ホーム (東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線)2か所

20・21番ホームには、進行方向最後部の1号車付近と、進行方向前寄りの14号車付近に喫煙所があります。いずれもホームには近くに喫煙ルームがある旨の案内が掲示されています。

1号車の近くにある喫煙所内には、自動消火型ではない灰皿が4台設置されています。内部はL字型になっており、灰皿は壁に沿って配置されています。出入口は1か所です。

14号車の近くには、縦長の喫煙所が設けられています。灰皿は自動消火型ではないものが10台、壁に沿って備え付けられています。出入口は左右に2か所あります。


22・23番ホーム(東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線)2か 所

22・23番ホームにも、進行方向前寄りの11号車の近くと13号車の近くの2か所に喫煙所があります。

11号車の近くにある喫煙所は売店のすぐそばにあり、自動消火ではないタイプの灰皿が4台設置されています。広さはほかの喫煙所と大差はありませんが、灰皿の台数は少なめで、時間帯によっては混雑している場合があります。出入口は1か所で、ドア部分には、近くにもうひとつの喫煙所を案内する張り紙があります。

13号車の近くの喫煙所はすぐそばに売店があります。左右に出入口があり、自動消火タイプではない灰皿が10台設置されています。ここも時間帯によっては混んでいる場合があります。


東京駅構内にある喫煙所は6か所

東京駅構内には、グランスタ八重洲の地下1階、東京駅一番街の地下1階と2階、八重洲地下街の北口・南口・東口の計6か所に喫煙所があります。

・グランスタ八重洲地下1階
グランスタ八重洲では、地下1階「鳥元」の近くに喫煙所があります。11:00から23:00まで使用することが可能です(2024年4月14日時点。以下同)。中央に灰皿が4台設置されています。定員は15人ほどで、出入口は1か所です。ここは改札を出てからおよそ5分の場所にあり、すぐ近くにはお手洗いがあります。

・東京駅一番街地下1階、2階
東京駅一番街の地下1階にあるコインロッカーと「ニユートーキヨー ビヤホール 東京駅八重洲口店」との間にも喫煙所があります。定員は5名で、ドアは1か所、窓際に5台の灰皿が設置されています。改札に近く狭いため、お昼頃などには待ち行列が発生することがあります。駅の通りと喫煙所の間に自動ドアが2か所あるなど、においに配慮されています。使用可能時間は7:00から23:30までです。

同じく東京駅一番街の2階・東京グルメゾンのエスカレーター近くにも喫煙所が設けられています。使用可能時間は10:00から23:30までです。出入口は1か所で定員は4名で、よりかかれるバーが設置されています。改札から3分ほどの場所にあって便利です。

・八重洲地下街北口
八重洲地下街北口には「がっとん 東京ラーメン横丁店」の近くに喫煙所が設置されています。改札から徒歩4分ほどの場所にあります。使用可能時間は6:00から22:00までです。内部には大きめの灰皿が3台設置されており、2台(定員7名)と1台(定員5名)とに分かれています。利用者の立ち位置は、赤い四角に足のマークで定められています。ここはラッシュ時などに待ち行列が発生することもあります。出入口は1か所です。

・八重洲地下街南口
八重洲地下街南口にある「タイ料理 サイアムオーキッド ヤエチカ店」の近くにも喫煙所があります。使用可能時間は6:00から23:00までです。東京駅構内では最も広い喫煙所で、大きめの灰皿が4台、3台、1台に分かれて設置されています。内部は定員11名エリアと定員6名エリアに分かれており、「がっとん 東京ラーメン横丁店」付近の喫煙所同様、マークで立つ位置が定められています。広いため、待ち行列が発生することはほとんどありませんが、外には並ぶ場所も用意されています。出入口は1か所、改札からは歩いて6分ほどです。

・八重洲地下街東口
八重洲地下街東口の喫煙所は「とんかつ 和幸 八重洲地下街 八重洲店」の近くにあります。改札から歩いて7分ほどかかります。大きめの灰皿が3台設置されているスペースと2台と1台に分けて設置されているスペースがあり、それぞれの定員は8名と4名です。この喫煙所もたばこを吸う際に立つ位置が赤い四角に足のマークで指定されています。出入口は1か所です。時間帯によっては待ち行列が発生することがあります。使用可能時間は6:00から23:00までです。すぐそばには休憩スペースがあり、11席の椅子が用意されています。


喫煙所を探さなくても楽しめるオーラルたばことは

先述したように、新幹線車内では2024年に喫煙スペースが撤廃されました。ホームや駅構内においても、たばこを吸える場所はどんどん少なくなってきています。しかし、喫煙所以外の場所でも、たばこを楽しむ方法があります。それがオーラルたばこ(無煙たばこ)です。

オーラルたばこのオーラルは「口腔」を意味します。オーラルたばこは、パウチを唇の裏にセットすることでニコチンを摂取して楽しむ喫煙法です。ニコチンの刺激は約30分間持続します。煙やにおいが発生しないため、いつでもどこでも楽しめます。


オーラルたばこの特長

オーラルたばこの特長としてまず挙げられるのは、火を使わないことです。そのため、煙とにおいが発生せず、新幹線や飛行機などの座席でもたばこを楽しめます。飛行機や新幹線のような長時間移動では、たばこを吸えないことでストレスを感じる人がいるかもしれませんが、いつでもどこでも吸えるオーラルたばこであれば、そうしたストレスからも解放されます。

パウチを口に含めるだけの手軽さも大きなメリットです。紙巻きたばこのようにライターが必要ないのはもちろんのこと、加熱たばこのような専用デバイスも必要ありません。

加熱たばこは紙巻きたばこに比べれば、においは少ないものの、いつでもどこでも喫煙できるわけではありません。一方、オーラルたばこの場合は、使用シーンを選びません。通勤途中に歩きながら使用したり、大勢の人がいる場所で使用したりしていても、煙やにおいを発生しないため、誰にも迷惑がかかりません。

まとめ

たばこは指定された場所で吸うことが大切です。出かける際にはあらかじめどこに喫煙所があるのかをチェックしておきましょう。いつでもどこでもたばこを楽しみたい、という方には、煙やにおいの出ないオーラルたばこをおすすめします。

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